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2025年大阪・関西万博 協会協力催事

いのち輝く循環を
体験する5日間

2025年6月26日(木)-6月30日(月)

本催事で共創するレガシー

inochiのペイフォワード

言葉とデータでいのちを支え合う、
新しい循環のかたち。

私たちは、万博のテーマにもなっている
「いのち輝く未来社会」の実現のために
何が必要なのかを考え続けてきました。
そんな中で、私たち自身が、
多くの人たちに支えられていることに気づき、
互いに支え合う「共助」の精神が、
いのち輝く未来社会の礎と
なるのではないかと考えました。

ふと目を向けてみると、私たちの周りには、
「共助」の取り組みがたくさん
存在することに気がつきます。
保険制度、臓器提供、献血、
チャリティー、復興支援。

共助には、困ったときはお互い様の
精神があります。
もしこれが自分だったらと想像し、
少しでも役に立てるのであればと行動する。
このようにだれかのいのちを思い、
行動することを、
私たちは、「inochiのペイフォワード」
と名づけました。

私たちは、万博で、未来社会の新たな
「inochiのペイフォワード」の形として、
一人ひとりの生き方が凝縮された言葉と、
一人ひとりの生きる証であるヘルスケアデータを、
誰かのいのちを守るために役立てる、
言葉とデータのドネーション
を提案します。

このドネーション体験を通して、
多くの方が「inochiのペイフォワード」の
重要性に気づき、
行動に移すきっかけとなることを、
強く願っています。

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本催事で大切にするテーマ

Well-being for Well-dying

ウェルビーイングの時代だからこそ、
良き死のための生き方を模索しよう。

Well-beingが叫ばれるようになった近年。
私たちは、生と隣り合わせの死について
ちゃんと考えられているのでしょうか。

良き”死”に向けて、良き”生”を全うする。
それは逆説的に、死に向きあうことで
生を見つめ直すことでもあります。
死を通して見つめた生をより満たしていくために
inochiのペイフォワードで
新たな循環に繋げていく。

「Well-being for Well-dying」
というコンセプトを掲げて
死に向けての生・死から見つめる生による
inochiの循環を表現していきます。

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Experience - 展示体験

Experience

Heart Driven Circulation Model 2025

inochiのペイフォワードによる循環モデルを、会場全体で感じる。

inochi Equity Heartを中心に、inochiのペイフォワードで実現する循環モデルを体感いただけるような展示会場。 それぞれのヘルスデータや言葉がinochi Equity Heartの鼓動に支えられ上空に舞い上がり、天井のLASTWORDS DATA CLOUDにて互いに作用しあいながら支え合う、inochiのペイフォワードが描く循環の姿を表現します。

inochi Equity Heart

誰もが誰かのinochiを輝かすことができる、
それを体感できる巨大心臓型インスタレーション。
3日間、inochiを動かし続けよう。

inochiのペイフォワードを体現する心臓型インスタレーション
「inochi Equity Heart」では、
「公平」と「資産」という意味があるEquityの名の下に、
誰もが公平に取り組むことができる体験を通し、inochiのペイフォワードによる循環を体験できます。

あなたが心拍数データを寄付すると、inochi Equity Heartが10分間鼓動し続けます。
データの寄付というinochiのペイフォワード体験を通して、
参加する方々のそれぞれの心拍データが「inochi Equity Heart」に集まり、
その心臓を止まらぬよう鼓動させ続ける。

会期中6/27-6/29の3日間、みんなのデータでinochiの鼓動を絶えず動かし続けましょう。
あなた想いがinochiのペイフォワードを動かす鼓動になります。

inochi Equity Heart
LASTWORDS UPDRAFT

LASTWORDS UPDRAFT

あなたの最期の言葉は何ですか?さまざまな方の考える最期の言葉を見て、あなたは何を思いますか?

みんなのドネートした言葉が、いのちの鼓動とともに共鳴しながら空へ舞い上がる
上昇気流「LASTWORDS UPDRAFT」。
LASTWORDSとは、いずれ訪れる死を受け入れるために、
今を大切に生きていくために、自分が死ぬ前に残したい最期の言葉。

会期までに集められた1,000にも及ぶLASTWORDSがinochi Equity Heartの鼓動と同じタイミングで拍動し、やがてその言霊は無数の粒子となって空で混ざり合います。

LASTWORDS DATA CLOUD

言葉とデータのドネーションが混ざり合い美しく描く空模様。

送られた言葉やデータが混ざり合いマーブル模様での美しい空模様
「LASTWORDS DATA CLOUD」が天井空間で展開。
互いに関与し、互いに刺激を与え合うことでお互いのいのちを支え合う、「inochiのペイフォワード」が実現された未来の循環モデルを示します。

今起こせるアクションを象徴するinochi Equity Heartと、常に関与しあう循環が実現された未来を象徴するLASTWORDS DATA CLOUDにより、一つの展示会場で未来と今を感じてください。

LASTWORDS DATA CLOUD
DONATION BOX

DONATION BOX

inochiのペイフォワードに実感を持って参加できる仕掛け、DONATION BOX。
専用アプリにて登録した心拍数などの自身のヘルスデータとLASTWORDSを入力して、そのデータをDONATION BOXにかざすことで寄付が完了。
自身のデータがインタラクティブに送られていく、ワクワクする体験を実現します。

寄付したデータはinochi Equity Heartへ送られ、来場者のデータが一つのプロジェクトに向かってデータを寄付する体験ができます。

Events

2025年6月26日(木) - 6月30日(月)の5日間は反映・共有・循環といった3つの体験ができるさまざまなイベントを実施。
イベントそれぞれにおいて、他者から受けた刺激や感動を自身に「反映 -Reflect-」する体験、反映を受けて見出した輝く生を発信する「共有 -Share-」体験、輝く生を自己だけでなく他者にむけinochiのペイフォワードの循環を生む「循環 -Circulate-」体験を体感していただけます。

Producer

寺本将行

inochi未来プロジェクト理事

寺本 将行

医師、公衆衛生学修士(MPH)。大阪大学医学部医学科在学中に、途上国での疫学研究を機に若者の力でヘルスケア課題の解決を目指すプログラム「inochi Gakusei Innovators' Program (iGIP)」を立ち上げ、ボトムアップ型の予防医療の普及に取り組んできた。卒業後は、大阪大学医学部付属病院、世界保健機関(WHO)での勤務を経て、ハーバード大学公衆衛生大学院に留学。現在は、カリフォルニア大学サンフランシスコ校疫学/生物統計学部で、循環器病や認知機能低下の新たなリスクファクターの解明及びデジタルバイオマーカーの開発に取り組む。2024年9月より、ノースウェスタン大学医学部Health & Biomedical Informatics博士課程に進学予定。

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Organizer

mirai logo

プログラム主催者

一般社団法人inochi未来プロジェクト

「みんなでinochiの大切さと未来について考え、行動するプロジェクト」。医療者・企業・行政そして市民と患者も。関西・日本が、みんなでささえあいながら、健康で長生きできる街・国になることをめざします。

inochi未来プロジェクト 公式ページ
wakazo logo

プログラム協同主催者

inochi WAKAZO Project

私たちinochi WAKAZO Projectは、東大・京大・慶大・阪大の医学生を中心とした次世代イノベーター集団です。
産官学民若が⼀体となっていのちを守る未来社会を、私たち若者から実現します。

inochi WAKAZO Project 公式ページ
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Program Sponsor

Premium Sponsor

中外製薬ロゴ

現在、本プログラムにご協賛いただける企業・団体様を募集しております。
ご関心おありでしたら、弊団体メンバーがプログラム協賛プラン等ご紹介させていただきますので、
以下のコンタクトフォームよりご連絡ください。

Members

成 仁脩

共同プロデューサー

成 仁脩

大阪医科薬科大学医学部在学中。WAKAZO 代表。
「恩送りでつながる、お互いがお互いのいのちを救う循環型の社会」を目指す、 全国の医療系学生を中心としたプロジェクト「WAKAZO」を推進している。神戸大学医学部保健学科看護学専攻を経て現在。

田縁 正明

総合クリエイティブディレクター

田縁 正明

デザイナー、グローバルテック企業所属。
大阪大学経済学部卒。在学中2014年にinochi Gakusei Innovators' Program (iGIP)を共同で立ち上げ、立ち上げ当初からCI/VI設計をリード。卒業後はLINE株式会社を経て現職シンガポールオフィスにて勤務。個人として、選挙マッチングサイトJAPAN CHOICEなど社会変革に貢献するサービスデザインに携わっている。

高岡 亜瑠

デザイナー

高岡 亜瑠

神奈川県立保健福祉大学 栄養学科2025年卒。食やヘルスケアの未来洞察に関心があり、代替肉の購買情報を用いて、日本の食文化の変容について研究している。

丸茂 千夏

デザイナー

丸茂 千夏

大阪大学医学部医学科在学中。臨床医療をデザインで改革することに興味を持ち、病院内だけでなく病院外での患者の行動を変容する治療の研究などを行っている。

水谷 潤

展示ディレクター

水谷 潤

神戸芸術工科大学プロダクトデザイン学科卒/建築施工
2017年より外部デザイナーとして団体に参画し、inochi学生フォーラムのグラフィックデザインを担当。
現在は東京の施工会社にて、意匠性の高い店舗の施工を担当しながら、稀に自ら設計も行う。
代表物件にBALUKO Landry Place 中村橋(設計施工/2022)、黄金湯(施工/2020)、BLUE BOTTLE COFFEE GINZA CAFE(施工/2019)等。

石井 一貴

設計リード

石井 一貴

京都大学大学院工学研究科建築学専攻卒/建築設計
2017年にWAKAZOに参画し、WAKAZOパビリオン構想の発表や、若手のイノベーターの展覧会「WAKAZO mini pavilion 」の設計を行なった。
現在は、建築組織設計事務所の社員として、公共建築物の設計などに携わっている。

荻野 瑛穂

inochi Equity Heart設計

荻野 瑛穂

京都大学工学部物理工学科在学中。自身の持つ、3Dモデリング/動画制作/デザインなど多様な表現を行う技術を生かし、様々なアプローチから人の心を強く動かす万博展示に向けて活動している。
「inochi Equity Heart」の発案者であり、3Dモデルの制作者。

古川 千尋

イベントディレクター

古川 千尋

名古屋大学教育学部卒 / イベントディレクター。
2016年のinochi学生フォーラムの当日ディレクションを担当。
新卒にてメガバンク入行、その後広告代理店グループ会社にてビジネスイベントの制作ディレクションを行なう。
2023年より名古屋へ戻り廃校となった旧小学校をリノベーションして生まれたインキュベーション施設「なごのキャンパス」にてイベント運営ディレクター、コミュニティマネージャーを担当し、ほかスタートアップ支援や新規事業支援、イベント支援などに従事。
他、脱炭素人材育成のGreen Innovator Academyの事務局も行う。

清元 佑紀

企画プロジェクトマネージャー

清元 佑紀

大阪大学医学部医学科卒/ 医師
2016年より団体に参画し、2017年にWAKAZOプロジェクトを立ち上げ、万博誘致成功に若者として貢献。現在は、国立国際医療研究センター総合診療科医師として働く傍ら長崎大学社会人大学院に在籍し、日本の熱中症の救急搬送に関する時系列データ解析を中心に公衆衛生研究に従事している。

薬王 俊成

運営プロジェクトマネージャー

薬王 俊成

大阪大学医学部医学科卒/医師
大学在学中の2014年にinochi Gakusei Innovators' Program (iGIP)を共同立ち上げし、2017年にWAKAZOプロジェクトを共同立ち上げ。2018年にフランスで開催された万博誘致フォーラム等で若者代表でプレゼンテーションを行い、万博誘致成功に貢献。現在は和歌山を中心に関西で小児科医として地域の救急医療、新生児医療に携わる。